福ふくろう

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「うなぎ」って養殖なのになんでこんなに高いの?その原因は「ある国」にあった?

 

土用の丑の日はうなぎの日

これ、エレキテルを発明した(本当は西洋から入ってきた電気の治療機器を修理した)ことで有名な平賀源内による宣伝文句。

夏場、お客さんが来なくて困っていた「うなぎ屋」さんに頼まれて考えたもので「日本初のキャッチコピー」といわれている言葉です。

 

このコピーのおかげでうなぎ屋さんは大繁盛!

ただ、それまでは、年中うなぎを食べていた人たちにとって

「夏の土用の丑の日がうなぎを食べる日」

となり、やがてそれが慣習として定着していったんだとか。

 

今年(2019年)の「土用の丑の日」は、7月27日、今日ですね。

なので、今日とか明日、うなぎを食べる方も多いのではないでしょうか?

*ちなみに、2019年の「土用の丑の日」は、1月28日、4月22日、5月4日、7月27日、10月31日です。

あと、「土用」とは、春・夏・秋・冬の季節の境目の中途半端?な気候のときをさすもので、年に4回、それぞれ18日ある雑節といわれるものです。

 

ところで、「うなぎ」って高いですよね?

街中に出回っているうなぎはほとんどが養殖なのに、「なんでこんなに高いんだろう?」って思いません?

 

それには、やっぱり理由があるんですよね。

 

 

うなぎが高い理由

もう10年くらい前の話になりますが、前の会社のお取引先で飲食業を経営されている方がいまして、その方を接待するのに、「うなぎ屋」さんにお連れしたんです。

 

先方からは、

「うなぎみたいに高いもの、ごちそうしてくれなくったっていいよ」

と言われたのですが、私が食べたかったので強引のお誘いした次第。

 

そのときに、

「うなぎって、なんでこんなに高いか知ってるか?」

と聞かれ、理由を教えてもらいました。

 

うなぎは完全養殖できなかった

まず、私たちが口にする「うなぎ」は、ほとんどが養殖モノで、天然モノ(川や海で採れたうなぎ)は、滅多に口にできない超高級品です。

 

だけど、養殖モノとは言いながら、100%の養殖ではありません。

というのも、うなぎの稚魚を人工的にふ化させることはできないのです(注:今はできます)。

そこで、海にいるうなぎの稚魚・シラスウナギを捕獲して、それを育てているのが、私たちが食べている養殖うなぎなんですね。

 

稚魚を採ってきて、養殖して、売りに出す。

海で網で採ってきた魚に比べたら手間がかかっているので、元々、うなぎは高い魚でした。

 

シラスウナギの分捕り合戦

日本で大人気のうなぎ。

当然ですが、ご近所の国々が指をくわえてみているわけがありません。

そう、稚魚の乱獲が行われているんです。

 

特に「儲かる」と分かるやいなや後先考えずに根こそぎ捕獲していく「ある国」のせいで、一気にうなぎの稚魚が減ってしまいました。

まあ、サンゴやらカニやらでもやらかしている毎度のパターンではありますけど。

 

 

うなぎの稚魚、日本国内での流通量がガクンと減ると、うなぎ養殖業者さんは困ってしまいます。

なんとかうなぎの稚魚を手に入れようと無理をした結果、シラスウナギの価格が暴騰したわけです。

 

稚魚ひとすくい百万円超

この乱獲が始まったのが今から10年ほど前、ちょうど、お取引先とうなぎを食べた少し前からで、「白いダイヤ」って言われ始めたのも、この頃だったと記憶しております。

 

そのときに聞いたのは、

「両手でひとすくいのシラスウナギ、2~3年前まで数万円だったのが、今年は百万円越えたんだってよ」

というお話。

たった数年で、何十倍にも値段が上がったんですね。

 

大量捕獲の結果、稚魚が激減、にもかかわらず次の年も根こそぎさらっていく・・・。

そんなことを繰り返した結果、うなぎは絶滅危惧種となり、値段は高止まりしているわけです。

 

あと、いつごろだったか忘れましたが、うなぎの価格が高騰しているときに、水産会社と大手商社が、冷凍うなぎをゴッソリと倉庫に隠し持っていて、それがバレて袋叩きにあった、なんてニュースもありました。

こうやって、流通量のコントロールというか売り惜しみをしていたのも、価格高騰に拍車をかけたんでしょう。

 

うなぎの人口ふ化に成功!

しかし!

うなぎ好きに朗報が!

今年の6月に人工ふ化させたうなぎを成魚にまで育てる実験に成功したんだとか!

 

商用化まで少し時間はかかるでしょうけど、完全養殖のうなぎが出回るようになると、グンと安くなるはずで、うなぎを気軽に食べられるようになりますね。

おそるべし、日本の科学力です。

<参照:完全養殖ウナギ、食卓に一歩 :日本経済新聞

 

うなぎの名店「くりから」

うなぎに関する小難しい話はこれくらいにして、ここからは、うなぎのグルメレポです。

 

といっても今年はまだ、うなぎをいただいてないので、去年行ったうなぎの名店「くりから」さんのご紹介です。

 

場所は東京の新宿の端っこのほう。

だったんですが、テナントビルの建て替えのため、今は東中野に移転されていますね。

(ちなみに写真は嫁さんがインスタにあげていたのをDLしたもの。変なコメントが入ってますがご容赦ください・笑)

 

まずはメニューから。

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「串」は1本の値段です。

居酒屋の料理としては少々お高いのですが、うなぎだと考えると安いと思います。

 

まずは、うなぎの骨。

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魚の骨を注文して食べるって、うなぎ以外でやったことはありません。

せんべいみたいです。

 

きも刺し。

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うなぎのきもの刺し身です。これは食感を楽しむものでした。

 

続いて串焼き。

まずはレバー。

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そして、名物の「くりから焼き」。

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これは、うなぎの身をクルクルッと巻いて、串に刺して焼いたもの。

 

そして、短冊。

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ご覧のとおり、うなぎの身をそのまま炭焼きしたものです。

 

これら以外に、うなパクチーと〆丼をいただきました。

 

正直言って、1年前にいただいたものなので、味のほうはスッカリ忘れています。

もちろん、とってもおいしかったですし、常に満席状態でした。

 

豊島区の東長崎にもお店がありますね。

 

おわりに

以上、うなぎの値段が高い理由とうなぎの名店「くりから」のグルメレポをお届けしました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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