福ふくろう

日常のことや趣味についてゆる~くまったりと書いています

太平洋を一望!八丈富士で島登山を満喫!

 

  「富士」の文字が付く山は、日本各地にたくさんあります。

八丈島にある「八丈富士」もそのひとつ。 登山目的で出かけるにはかなり遠い場所で、おいそれと行けるところではないですが、太平洋を一望できる島登山としては最高の山じゃないかなって思います。

(正直、他の島登山はどんなのか知らないのですが・・・)

 

今回は、八丈富士の登山の様子をご紹介します。  

(私が登山したのは、数年前の12月です)

 

 

八丈島とは

ある程度の年齢の方は、八丈島と聞くと動物の「きょん」を思い出すのではないでしょうか?

そう、伝説のギャグ漫画「がきデカ」に出てくるギャグですね。

あと思い出すのは、う○こみたいな匂いの「くさやのひもの」でしょうか、ね?

 

さて、八丈島は東京の南の洋上300kmに位置する島。伊豆諸島のひとつです。

飛行機で羽田空港から約1時間、船だと東京・竹芝桟橋から約11時間です。

 

私は、八丈島まで飛行機で行きました。

と言うのも・・・、期限切れ間近の飛行機のマイレージが中途半端に残っていて、「どこにいけるか?」とチェックした中に八丈島があったから・・・、というレベル。

行こう!と思って行ったのではなく、なんとなく行ってみようかな、といったところです。

(そうでもなければ、一生、行ってなかったと思います)

 

八丈島は縦長の島。その両端が山という「ひょっこりひょうたん島」のような形をしています。

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ひょっこりひょうたん島

出展:http://www.tokaikisen.co.jp/island/hachijojima/

 

八丈富士とは

八丈富士は、八丈島の北側にある山。

標高854mあって、伊豆諸島の中では最高峰となります。

お椀をふせた形をした円錐形の休火山で、「富士」という名前にふさわしいキレイな山です。

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八丈富士

 

もう片一方の山は三原山。

あちこちにある名前の山ですね。

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三原山

こちらの山は、ごつごつ感があって、登るのはけっこうタフな感じでした(ので、登ってません)。

上の写真の真ん中の広々としたところは空港です。

 

魚臭い軽トラで登山口まで

空港近くでレンタカーを借りました。

特に予約もなく一番安いレンタカー屋に行ったら、住居と店が一緒になっているようなところで、それがまあ、ゴミ屋敷みたいに汚く暮らされていて・・・。

 

お昼ごはんを食べていた店主は、実にすっとぼけたオッサンで、

「こりゃ、失敗したかな?」

と思ったんですけど、メンドくさいのでそのまま、一番安い軽トラックをレンタルしました。

釣り客の使用が多いからでしょう、車内は魚の生臭さが充満していて、やっぱり失敗したなぁって思いましたね。

 

八丈島の島内は、ほとんど車の通行はなく、魚臭い軽トラの窓を全開で快適?なドライブとしゃれこみました。

 

八丈富士の7合目あたりまで車で進むと、山を周回する道路(鉢巻き道路)につながります。

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八丈富士7合目の周回道路と登山道

出典:八丈島観光協会

 

きれいに整備された道路、せっかくなのでぐるっと一周。

その間、常に海が見えっぱなしで、とても景色がよかったです。

途中の展望台や牧場を楽しんだ後、八丈富士の登山口へ。

 

登山開始

登山口には動物よけのしっかりとした柵が設置されています。

柵があるということは、「きょん」か何かがいるのでしょうね。

ここを通って登山道に入ります。

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登山道入り口

 

登り始めはとても整備された登山道、というか、ほとんどが階段でした。

手すりもしっかりと整備されているし、 遮る木立がなく見晴らしは本当によいのです。

けどねぇ、これでもかと続く階段、おもしろくもなんともなくて、すぐにイヤになりました。

 

お鉢めぐり

およそ1時間くらい登り続けると、八丈富士の火口の稜線に到着。 ここから、お鉢めぐりをします。

  

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八丈富士火口の稜線

ごらんのとおり稜線はしっかりとした歩道となっていて、とても歩きやすいところが多かったです。

 

なんですが、南海の孤島だけあって、吹き付ける風がとても強く、よろめくこともしばしばありましたし、途中途中では、岩場を登るようなところも。

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火口稜線の岩場

 

眼下に見下ろす八丈小島。こちらは無人島です。

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八丈小島

 

八丈富士のピーク

先に見えるのが八丈富士のピークです。

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八丈富士のピーク

  

八丈富士の山頂に到着!

標高854mです。

7合目まで車で行くというチート登山でしたけどね。

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八丈富士の山頂


山頂で休憩をとっていると、強風にあおられヨロヨロとよろめきながら登ってきた2人のお嬢さんが・・・。

2人ともピクニックスタイルで、まくれ上がるスカートを手で押さえています。

 

一応、登山スタイルだった私を見て、

「アタシたち、めっちゃナメてたね」

と2人で言って、苦笑しておりました。

 

しばしの休憩のあと、再びお鉢めぐりへ。

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馬の背

 

途中、上の写真のように「馬の背」になっている箇所や、下の写真のようにがけ崩れの痕が生々しい場所もあります。

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がけ崩れ

 

突発的に強風が吹いてあおられるとかなりのスリルが味わえましたよ。

(注意しながら歩けば問題ないと思います)

 

初めての火口体験

お鉢をぐるっと一周したあと、火口に向かいます。

休火山だから降りられるのでしょうけど、火口に降りるのは初めての体験でした。

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火口

 

稜線から火口に向かう道は、1本道で迷うことなく降りることができました。

だけど、登山道は整備されているとは、とてもじゃないけど言えない代物。

生えている木々は南国の植物が多く、藪の中を進むときは、ジャングル探検の気分でしたね。

 

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草ぼーぼーの一本道

 

八丈富士の火口  

苦労しながら薮道を下り、火口に到着。

上から見たときより、ずいぶんと広い印象を受けました。

 

しばらく、平坦な道を進むと浅間神社へ。

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浅間神社


鳥居と小さなほこらがありました。

丸い石がたくさんあるのは、地元の人がお参りする際、海岸で石を拾ってきて、それをお供えするから、だそうです。

 

近くで見たら、石には「家内安全」などの願い事が書かれていました。

登っていた時は気にならなかったのですが、帰って写真を見たら、中下にある丸い石に青、黄、ピンクの色がついています。

これは何かの「おまじない」なのかもしれません。

 

広い場所に出ると、大きな水溜りもありました。 

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水たまり

戻りは、同じ登山道を通り、無事下山となりました。

 

八丈島でのおまけ

帰路に立ち寄った 海岸の風景です。

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八丈小島

 

ここには、豊臣五大老の一人、宇喜多秀家と豪姫の石像がありました。

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宇喜多秀家と豪姫

関が原の戦いのあと、八丈島に島流しにされ、こちらで一生を終えた方々です。


  当日、泊ったホテル「シーピロス」の部屋。こじゃれた良い感じのプチホテルです。

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宿の部屋

朝・夕食つきのパックで泊ったところ、まともな食材の中で唯一、私が食べられない(大嫌いな)「鯖」が晩ごはんのメインでした・・・。

見た瞬間、泣きそうになりましたよ。

 

ホテルはまだ出来て間なしだったようで、とてもキレイでした。

すぐ裏手にバブリーな元リゾートホテルっぽい廃墟があり、泊っているのが私ともう一組だけだったので、「大丈夫かな?」と思ってたんですけど、今、HPを見たらちゃんと営業されてますね。

八丈島のホテル リゾート・シーピロス

 

 

翌日は、「みはらしの湯」という八丈町営の温泉に入りました。

みはらしの湯

名前の通り、とっても見晴らしの良い温泉です。

 

空港の待ち時間で名物の「島寿司」をいただき、帰郷とあいなりました。

 

最後に

私にとって初めての島登山で、しかも、これだけ海を近くに感じられたのも初めて、火口に降り立ったのも初めてだった八丈富士。

太平洋を見下ろしながらの登山は(登りは階段が延々と続くとは言え)実に爽快、まさに島登山の醍醐味を味わうことができました。

 

「わざわざ飛行機に乗って、八丈島まで山登りに行くの?」

と嫁さんから素朴な疑問を投げかけられ、行くまでは私自身も同じ思いをもっていたのですが・・・、行って大正解!ずーっと思い出に残る島登山になりました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。